日本では約350万人の患者様がいるといわれる「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」は、高齢者の腰痛・坐骨神経痛(腰~足の痛み、足のしびれなど)の原因です。
脊柱管狭窄症とは・・・
背骨の中の神経の通り道である「脊柱管(せきちゅうかん)」という部分が狭くなって神経を圧迫し、腰から足のしびれ、痛みのために歩くのが困難などの症状が生じます。
※ この図のように正常な脊柱管が狭くなると脊柱管狭窄症になります
よく高齢の方が、腰痛・坐骨神経痛で整形外科に行きますと、レントゲンやMRIの画像検査で「背骨の隙間が狭いです」「背骨の中が狭くなっています」と言われた人がいると思います。
実は・・・
腰痛・坐骨神経痛の原因が、レントゲンやMRIの画像検査で脊柱管が狭くなっていても症状が出るとは限らないのです(逆の場合もあります)!
つまり、椎間板ヘルニアと同じことがいえるのですが、画像の異常と症状は一致しないということなのです。
また、整形外科で脊柱管狭窄と言われて、手術を勧められたことはありませんか?
脊柱管狭窄症の症状があって手術を受けたが、症状がそんなに変わらなかったという方も多くおります。
よく聞くお話しだとは思いますが、すなわち、手術をしても効果が変わらないケースも多くありますので、必ずしも手術をする必要はありません。
本当の脊柱管狭窄症とはどういったものなのでしょうか?
それは以下のようになります。
① 60歳以上
② 腰から足の痛みやしびれなどの症状が、歩くとつらくなり休むと楽になる(間欠性跛行)
③ 腰から足の痛みやしびれなどの症状が、体を前かがみの姿勢にすると楽になり反らすとつらくなる
④ MRIの画像検査で脊柱管が狭くなっている(背骨の下にある腰椎の4番と5番に多く発症する)
これらは脊柱管狭窄症の特徴で、上記の項目が全て当てはまった場合、本当の意味での脊柱管狭窄症といえるでしょう。
とくに②と③は重要項目になり、そして④が当てはまった時は、脊柱管狭窄症の確率は非常に高くなります。
つまり、症状と画像の異常が一致した場合です。
脊柱管狭窄症は良くならないのでしょうか・・・?
そんなことはありません!しっかり施術をすれば改善が見込めます!
当院では、脊柱管狭窄症の腰痛・坐骨神経痛だとしても、仙腸関節の機能の異常や腰・お尻まわりの筋肉のトリガーポイント(頑固なこり)などの原因の可能性もありますので、まずは本当に脊柱管狭窄症かどうか確認します。
例え、本当に脊柱管狭窄症があっても、血流を良くする施術で軽減している方も多くおります。
・ トリガーポイントほぐし
・ AKA-IM療法(関節包内調整)
・ 鍼施術(はりせじゅつ)
・ 脊柱管を広げる体操法
・ キネシオテーピング
などが当院の施術内容で、その患者様に合った施術をご提供させて頂きますので、脊柱管狭窄症でお悩みの方は、まずは当院までお気軽にお問い合わせください。