急性腰痛(ぎっくり腰)とは、突然に腰まわりが痛くなるものをいいます(お尻や背中が痛くなっても腰痛という人も中にはおります)。
急性腰痛(ぎっくり腰)は、以下のようなことで起こりやすくなります。
・ 重たい物を持ち上げた
・ 長時間座って作業をしていた
・ 中腰の姿勢で作業をしていた
・ 長時間車を運転していた
・ 急にスポーツなどで激しく動いた など
急性腰痛(ぎっくり腰)は、以下の3つの組織を主に痛めてしまうことが多いです。
① 腰まわりの筋肉
② 背骨の関節(椎間関節)
③ 仙腸関節(せんちょうかんせつ)
①~③の特徴の詳しくは、下記をクリックしてご覧ください↓
急性腰痛では炎症が強い場合は、どの動作をしても痛くなることがあります。
①~③以外に、背骨と背骨を連結させている靭帯(じんたい)、背骨と背骨の間のクッション作用のある椎間板(ついかんばん)なども急性腰痛の原因となります。
中には、急性腰痛(ぎっくり腰)で来院されて、椎間板ヘルニアなどの背骨から出ている神経が刺激されて、坐骨神経痛のような症状が強い場合もあります。
そういった意味で当院では、まずどこの場所を痛めているのか、患者様のお話しを伺ってからお身体の検査を行い、本当に急性腰痛(ぎっくり腰)を起こしているか?、どこを痛めているのか?を評価して、施術方針を決めさせて頂いております。
施術内容としては以下のようなものがあります。
・ 電気療法
・ 冷やす・温める療法
・ キネシオテーピング
・ トリガーポイントほぐし
・ 鍼施術(はりせじゅつ)
・ GAPカイロ整体
・ AKA-IM療法(関節包内調整)
・ 体操法(できる場合) など
を行っております。
どの施術法がよいかは、患者様の状態やご希望によって決めさせて頂いております。
急性腰痛(ぎっくり腰)には「痛みのピーク時間」というものがあり、30歳以下の方で24時間(1日)、40歳以上の方で48時間(2日)、30歳代ではそのどちらかになります。
基本的に痛みのピーク時間が過ぎれば、施術することにより徐々に痛みの軽減が期待できます。
急性腰痛(ぎっくり腰)は、早く施術をしていけば治っていくのも早くなることが多く、放って置きますと痛みも長引いてしまったり、慢性腰痛の原因にもなりますので、早めに施術をしていくことが大事です。
痛みを我慢しないようにしましょう!
急性腰痛(ぎっくり腰)でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。